急須で淹れる滋味豊かな一杯の日本茶に、
三つの志をこめて。


急須を数えるときに一口、二口(いっこう、にこう)という数え方があります。
今ではあまり一般的に使われない数え方ですが、
転じて、急須で丁寧に淹れた一杯のお茶を一口と言うこともあるそうです。


他にも、一杯のお茶を一服(いっぷく)と数えることがあります。
これには何かをしていてひと段落したときに、少し休憩をして落ち着く状態という意味合いもあるそうです。
たしかに一杯のお茶で「ほっとする」ことがあると思います。


わたしたちはその「ほっとする瞬間」に、日本人なら一度は体験したことがある「日本茶の魅力」を
3つの志(要素)である「テクノロジー、ミクソロジー、文化多様性」で大胆にアレンジすることで
「一服」のその先に広がる歴史ある日本茶の世界を、お客様と共に旅したいと思っています。


日本茶の「現在」と「未来」、そして「普遍性の中にある可能性」を今日も美味しい一杯の中に込めて、
みなさまの笑顔にお会いできるのを恵比寿の小さなカウンターでお待ちしております。